酒井農場|ブログ

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酒井農場のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っている

酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

水やりと肥料管理

 

 

 

ネギの「みずみずしさ」を守る日々のケア

 

ネギ栽培で最も大切な日常作業といえば、水やりと肥料管理
これを怠ると、せっかく立派に植えた苗も、
「乾燥で葉先が枯れる」「養分不足で細くなる」など、成長不良を起こしてしまいます。

ネギは一見たくましく見えて、実はとてもデリケートな野菜なんです。


水やりの基本

 

ネギは乾燥に弱く、特に根が浅いため、表面の水分がなくなるとすぐにストレスを感じます。
ただし、水を与えすぎても根腐れの原因になるため、“適湿”を保つことが大切です。

️ ポイント

  • 植え付け直後:根が定着するまで毎日たっぷり水を与える

  • 成長期(夏場):朝夕の2回、地中深くまで水を浸透させる

  • 雨天後:排水を確認し、溜まり水を防ぐ

また、**畝の間に水を流し込む「溝灌水(みぞかんすい)」**も効果的です。
直接株元にかけるよりも、均一に水が行き渡りやすくなります


水分管理で変わる“白さと甘み”

 

ネギの白い部分(軟白部)は、水分量によって見た目も味も変化します。
水分が不足すると繊維が硬くなり、白根が短くなります。
逆に水分過多だと、風味が薄くなり、病気も発生しやすくなります。

つまり――「ほどよい水管理」が最高の味を作るのです✨


肥料管理の基本

 

ネギの生育には、「窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)」の三要素が欠かせません。

窒素(N)

→ 葉の成長を促す。青々とした葉色を作る。
ただし多すぎると、軟弱徒長(ひょろひょろ成長)や病気の原因に⚠️

リン酸(P)

→ 根の発達を助け、病害への抵抗力を高める。

カリ(K)

→ 葉を丈夫にし、寒さ・乾燥への耐性を高める。


追肥(ついひ)のタイミング

 

定植から3週間ほど経った頃に、1回目の追肥を行います。
その後、2〜3週間おきに少量ずつ施肥するのが理想です。

特に土寄せの直前に追肥をすると、根の周囲に養分が届きやすく、
葉の色ツヤがよくなります

肥料は、株元から少し離して施し、根を傷めないよう注意します。


有機肥料と化成肥料の使い分け

 

  • 有機肥料(堆肥・油かすなど) → ゆっくり効いて味が良くなる

  • 化成肥料 → すぐに効果が出て、成長を早めたい時に最適

どちらか一方に偏らず、有機+化成のバランス施肥がポイントです。

また、肥料を入れすぎると、土中の塩分濃度が上がり、根が焼けてしまうこともあります。
「やりすぎない」「こまめに観察」がプロ農家の基本です


天候と時期による調整

 

雨が続くと養分が流れ出しやすくなるため、
晴れ間を見て軽く追肥するなどの調整が必要です。

逆に猛暑の時期は、葉焼け防止のために朝か夕方に水やりを行い、
肥料濃度を薄めにして根への負担を軽減します☀️


まとめ

 

✅ ネギは乾燥に弱く、適度な水分が命
✅ 肥料は窒素・リン酸・カリのバランスが重要
✅ 追肥のタイミングと量を守る
✅ 天候や成長を見ながら“調整”することが上級者のコツ


水や肥料は、ネギにとっての“食事と呼吸”のようなもの。


手間を惜しまず、毎日観察して小さな変化を見逃さないこと――
それが、美味しいネギづくりの秘訣です

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第13回~

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酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

 

定植と畑づくり

 

 

 

🌾 苗を大地へ――ネギ栽培の本格スタート!

 

育苗ハウスで元気に育ったネギの苗。
いよいよ、それを畑へ植え替える「定植(ていしょく)」の時期がやってきます🌱

この工程は、単なる植え替えではありません。
“土の準備・畝の高さ・植え方の深さ”――
ひとつひとつが、収穫時のネギの太さ・白根の長さ・味の良さに直結します。


🧱 定植前の畑づくり

 

ネギは「根の浅い植物」ですが、同時に「水はけの悪い土地が苦手」です。
そのため、定植前にはふかふかで通気性の良い土をつくることが大切です✨

1️⃣ 深く耕す(20〜30cm)
 → ネギの根は意外と広がるため、しっかりと耕し、根の伸びを妨げないようにします。

2️⃣ 完熟堆肥を混ぜる
 → 有機物を混ぜることで、土が柔らかく保水力と通気性を両立します。

3️⃣ pH調整(弱アルカリ性に)
 → ネギは酸性土壌を嫌うため、石灰を散布してpH6.5〜7.0程度に整えます。

これが“健康な根っこを育てる土台”になります🌿


🌱 溝植えが基本の「定植作業」

 

ネギの定植では、「溝植え」という方法が一般的です。

深さ15〜20cmほどの溝を掘り、その中に苗を立てて植えていきます。
こうすることで、ネギの白い部分(軟白部)が長く伸びるようになります。

ポイントは👇

🔹 苗を“深く・まっすぐ”に植えること
🔹 苗と苗の間隔を3〜5cmあけること
🔹 根を折らず、根元に軽く土を寄せて固定すること

一見単純ですが、この作業には熟練のコツが必要です。
苗が倒れないように植えつける“手の感覚”が、農家の腕の見せどころです💪


🌾 畝づくりと土寄せの重要性

 

ネギ栽培において欠かせないのが「土寄せ」。
成長に合わせて何度も土を寄せることで、白い部分を長く育て、風や寒さからも守ります。

1️⃣ 初回土寄せ(植え付け後約3週間)
 → 苗がしっかり根付いたら、軽く土を寄せて倒伏を防止。

2️⃣ 2回目・3回目の土寄せ(成長期)
 → ネギの葉が伸びるたびに、茎の部分を覆うように土を盛る。
  こうして「白い軟白部分」を長く仕上げていきます✨

畝の高さを調整しながら、通気と排水を確保することも忘れずに。
雨が多い時期は、排水溝を掘って水が溜まらないようにするのもポイントです。


🌤️ 天候と気温の管理

 

ネギは寒さに強い反面、過湿や高温には弱い作物。
植え付け時期が高温期の場合は、遮光ネットを使って日差しを和らげる工夫も必要です。

また、強風で苗が倒れるのを防ぐために、植え付け直後の支柱設置も効果的です。


💬 まとめ

 

✅ 定植前は土づくりと排水対策が重要
✅ 「溝植え」で白根を長く育てる
✅ 成長に合わせた“土寄せ”で品質アップ
✅ 天候・水分・風への配慮も忘れずに

畑に苗を植えた瞬間から、もう“収穫への第一歩”が始まっています。
根が張り、葉が伸びていく――
その成長を支えるのが、畑づくりと定植の技術なのです🌱✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第12回~

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🌾ネギの播種と苗づくり

― 「苗半作」という言葉通り、苗づくりが収穫を左右する ―

 

 

 

土づくりが終わったら、次は「播種=種まき」と「苗づくり」です。

ネギは苗づくりが非常に重要で、「苗半作(なえはんさく)」という言葉があるほど。

丈夫な苗を育てられるかどうかが、その年の収穫量や品質を大きく左右します。


播種の時期と目的

 

播種は春(3〜4月)と夏(6〜7月)が中心です。

  • 春まき:秋から冬に収穫する長期栽培。

  • 夏まき:翌春に収穫する短期栽培。

地域の気候や品種特性に応じて計画的に播種時期を決めることで、安定した生育が期待できます。


種まきの方法

 

ネギの種はとても小さいため、均一にまく工夫が必要です。播種機を使う方法や、育苗箱にまく方法が一般的です。覆土は浅めに行い、乾燥しないように注意します。深すぎると芽が出にくく、浅すぎると乾燥で弱ってしまいます。

また、発芽率を高めるためには、種まき後の水やりと温度管理が重要です。


発芽後の管理

 

発芽には10日前後かかります。

その間は乾燥にも過湿にも注意が必要です。芽が出たら以下の管理が求められます。

  • 水管理:朝夕の涼しい時間に適度に水やりし、過湿は避ける。

  • 温度管理:高温期は遮光、低温期はトンネルで保温。

  • 風通し:湿気がこもらないようにして病気を防ぐ。

 

特に発芽直後は立ち枯れ病などのリスクが高く、細心の注意が必要です。


丈夫な苗を育てる工夫

 

間引きで健全な生育

芽が込み合った部分は間引き、光や風を行き渡らせて健康的に育てます。

肥料管理

チッ素過多になるとひょろ長く軟弱な苗になりやすいため、バランスのとれた追肥が大切です。

日照の確保

しっかり日光を浴びた苗は太く強く育ちます。日照不足は病気や生育不良の原因となるため、日当たりの確保は欠かせません。


苗の質が収穫を決める

 

ネギの収穫量や品質は苗で決まるといっても過言ではありません。太く丈夫な苗は植え付け後の活着が早く、生育も安定します。逆に弱い苗では、病気や天候の影響を受けやすくなり、収穫時に大きな差が出てしまいます。


まとめ

 

  • 播種は春と夏が中心で、栽培目的に応じて選ぶ。

  • 均一な播種と適切な覆土が発芽を左右する。

  • 発芽後は温度・湿度・水管理を徹底し、病気を防ぐ。

  • 間引き・追肥・日照管理で太く丈夫な苗に育てる。

  • 「苗半作」の通り、苗の質がそのまま収穫の成否に直結する。

 

土づくりが「基礎工事」だとすれば、苗づくりは「建物の骨組み」。

どちらも欠けることなく揃ってこそ、立派なネギが収穫できるのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第11回~

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🌱土づくりの重要性

― 健康なネギは、健全な土から生まれる ―

 

 

 

ネギづくりは「土づくり」から始まります。

根を深く張るネギにとって、土の状態は生育に直結する大切な要素です。

どれだけ良い種や苗を準備しても、土が整っていなければ十分に育ちません。

ここでは、理想的な土の条件、堆肥を活用した改良法、そして連作障害を防ぐ工夫について詳しく見ていきましょう。


理想の土壌環境とは

 

ネギは根を30〜60cmと深く伸ばす作物です。そのため、浅く硬い土では根が十分に張れず、成長が阻害されます。理想は「ふかふかで通気性がよく、保水性も兼ね備えた土」。

水はけが悪ければ根腐れを起こしやすく、水もちが悪ければ乾燥に負けてしまいます。つまり、「水はけ」と「水もち」の両立がカギとなります。排水溝の整備や畝を高くするなど、畑の地形を工夫するのも重要です。


堆肥で土を育てる

 

堆肥は土を豊かにするための基本です。牛ふん、鶏ふん、豚ぷん、落ち葉、稲わらなどを発酵させた堆肥を投入すると、有機物が増え、微生物の活動が活発になります。微生物は土の粒を団粒化させ、ふかふかで根が張りやすい環境を作ってくれます。

堆肥を定期的に入れることで土の性質が改善され、単なる栄養補給ではなく「土そのものを育てる」効果が得られるのです。長期的に見ると、収量や品質の安定につながる欠かせない作業です。


連作障害を防ぐ工夫

 

ネギは連作障害が出やすい作物です。同じ畑で続けて育てると、土壌中の病原菌や害虫が増えて立ち枯れや根腐れを招くことがあります。これを防ぐには以下の工夫が有効です。

  • 輪作:豆類や葉物など、違う種類の作物を順番に育てる。

  • 石灰投入:土壌のpHを調整し、病害を抑える。

  • 太陽熱消毒:夏にビニールで畑を覆い、太陽熱で病原菌を減らす。

これらを組み合わせて行うことで、畑を長く健全に使い続けることができます。


昔の知恵と現代の技術

 

昔の農家は、家畜のふんや落ち葉を積み重ね、堆肥を時間をかけて作り上げてきました。現代では土壌分析を行い、必要な栄養を科学的に補うことも可能です。伝統と技術の両方を活かすことで、効率的で持続可能なネギづくりが実現できます。


まとめ

 

  • ネギは深く根を張るため、ふかふかで排水性の良い土が必須。

  • 堆肥で通気性と保水性を整え、微生物を活性化させる。

  • 連作障害を防ぐには輪作や土壌消毒などの工夫が欠かせない。

  • 昔ながらの知恵と現代技術を融合した土づくりが理想。

 

健康な土があってこそ、健康なネギが育ちます。

土づくりは収穫を支える「見えない基礎工事」なのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第10回~

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🌱 ネギの品種と特徴

 

🌍 日本全国に広がる多様なネギ

 

日本各地で栽培されているネギには、地域の気候や文化に合わせて進化した多様な品種があります。


甘み、香り、食感、見た目――どれも個性的で、料理との相性も異なります。


1️⃣ 長ネギ(白ネギ)

 

関東を中心に広く栽培される代表品種。白い部分を長く育てるため、何度も「土寄せ」を行いながら栽培されます。

  • 特徴:白い部分が太く長い、火を通すとトロリと甘い

  • 料理:鍋料理、すき焼き、焼き鳥「ねぎま」

特に冬は甘みが増し、加熱するほど美味しさが引き立ちます。


2️⃣ 青ネギ(万能ねぎ)

 

葉の緑の部分を楽しむ品種で、関西地方で親しまれてきました。

  • 特徴:香りが良く、シャキッとした食感

  • 料理:薬味、炒め物、汁物、お好み焼き

少量刻んで料理に散らすだけで、彩りも風味もアップします。まさに万能です。


3️⃣ 九条ネギ(京都の伝統野菜)

 

京都の伝統野菜として有名な青ネギの一種。

  • 特徴:柔らかく甘みが強い。葉が長く鮮やか。

  • 料理:京風うどん、鍋料理、薬味

古くから「京の冬の味覚」とされ、今も京都の食文化を象徴する存在です。


4️⃣ 下仁田ネギ(群馬県)

 

「殿様ネギ」とも呼ばれるブランド品種。

  • 特徴:太くて短い独特の姿、加熱すると濃厚でトロリと甘い

  • 料理:すき焼き、鍋料理

群馬の厳しい寒さが、独特の甘みと食感を育みます。鍋に入れると、主役級の存在感です。


5️⃣ 深谷ネギ(埼玉県)

 

埼玉県深谷市の名産で、全国的にも知名度の高い品種です。

  • 特徴:白い部分が太く柔らかい、甘みが強い

  • 料理:焼きネギ、煮物、味噌汁

「ネギといえば深谷」と言われるほど、市場で高い評価を受けています。


🍴 料理との相性と使い分け

 

ネギは品種ごとに料理との相性があります。

  • 甘み重視 → 長ネギ・下仁田ネギ(煮込み・鍋・焼き物)

  • 香り重視 → 九条ネギ・青ネギ(薬味・炒め物・うどん)

  • 万能型 → 深谷ネギ(汁物・焼き物・煮物)

料理に合わせて品種を選ぶと、いつもの食卓がワンランク上の味わいになります。


🌟 まとめ

 

日本各地に息づくネギの品種は、それぞれの地域の気候と文化が育んだ宝物。
「どの料理に、どのネギを合わせるか」――そんな工夫が料理の幅を広げ、食卓をもっと豊かにしてくれます。

一本のネギにも、歴史と個性がある。そう思うと、普段のネギ料理もぐっと楽しくなりますね😊

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第9回~

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🌿 ネギの歴史と日本文化

 

🏛 奈良時代に伝わった野菜

 

ネギの起源は古く、中国大陸から奈良時代に伝来したとされています。
『日本書紀』や『本草和名』などの古文献には、すでにネギを食用・薬用にしていた記録がありました。

当時の日本人にとって、ネギはただの野菜ではなく「薬効を持つ特別な食材」。
体を温め、風邪を予防する力があるとされ、貴族から庶民まで幅広く活用されていました。


💊 薬草としてのネギ

 

ネギの独特な香りは「アリシン」という成分によるもの。
この成分は血行を良くし、殺菌作用や疲労回復効果があると考えられていました。

昔は風邪をひいたとき、焼いたネギを布に包んで首に巻いたり、ネギ粥を食べて体を温める習慣がありました。
医療が十分でなかった時代に、ネギは“家庭の薬箱”のような存在だったのです。


🍲 食文化に深く根付いた存在

 

やがて、ネギは薬草だけでなく「食材」として日本人の食卓に定着していきます。

  • 味噌汁に浮かぶ刻みネギ

  • そばやうどんに添える小口切り

  • 焼き鳥のねぎま串

  • 鍋料理の具材

こうした料理には必ずと言っていいほどネギが登場します。
特に冬の鍋料理では、甘みを増したネギが主役級の存在感を放ち、日本の「冬の味覚」として親しまれています。


🌎 関東と関西で分かれた文化

 

面白いのは、日本各地で「ネギ文化」が分かれて発展したことです。

  • 関東地方 → 白い部分を長く育てた「長ネギ」が主流。鍋や焼き物に使われ、じっくり加熱すると甘みが引き立ちます。

  • 関西地方 → 緑の部分を楽しむ「青ネギ」が主流。京料理やうどんの薬味に使われ、香りを楽しむ文化が育ちました。

このように同じ野菜でも、地域によって使い方や好まれる品種が違うのは、日本食文化の豊かさの象徴といえるでしょう。


🧑‍🌾 言葉や暮らしに残るネギ

 

ネギは日常の言葉や風習にも登場します。

  • 「葱坊主(ねぎぼうず)」 … ネギの花芽が丸く膨らんだ姿を、坊主頭に見立てた表現。

  • 民間療法 … ネギを首に巻いて風邪を治す、焼いたネギを湿布代わりにするなどの知恵。

  • ことわざ … 「鴨が葱を背負ってくる」は、都合のいいことが重なる例え。

ネギは単なる野菜を超え、日本人の言葉や生活習慣にまで影響を与えてきました。


✨ まとめ

 

奈良時代に中国から伝わり、日本人の暮らしに溶け込んだネギ。
薬草として、食材として、さらには言葉や風習の中で親しまれ、今なお欠かせない存在です。

「食」と「文化」を同時に支えてきたネギの歴史を知ることで、食卓に並ぶ一本のネギが、より愛おしく思えてきませんか?

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第8回~

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【第8シリーズ】これからのネギ農家〜未来へ向けて〜

今回は、**「ネギ農家の未来」**について、私たちの想いを込めて一般的な市場での例を基にお話しします。


🌍 変わる環境、変わる農業

 

農業の世界は今、大きな転換期を迎えています。


かつては「自然に任せる」ことが当たり前でしたが、近年は気候変動や社会構造の変化により、農業も柔軟な対応が求められています。

気候変動への対策

 

猛暑や豪雨といった異常気象は、ネギの成長にも大きな影響を与えます。


そこで、耐暑性のある品種の選定や、ハウス栽培の導入、遮光ネットや潅水システムの整備など、リスクを減らす工夫が進んでいます。

人手不足と高齢化

 

農業従事者の高齢化は深刻です。


「若い世代が農業を選ぶ魅力をどうつくるか?」――これは業界全体の課題。


最近では、農業体験イベントやSNS発信で、農業を“かっこいい仕事”にする取り組みも増えています。

スマート農業の導入

 

ITや機械化は、もはや未来ではなく現在進行形です。

  • ドローンでの農薬散布

  • 気象データやAIを活用した潅水・施肥管理

  • 自動収穫ロボットの実用化
    こうした技術は、人手不足を補い、品質を安定させるための大きな武器になっています。


🤝 「おいしいね」と言ってもらえる未来へ

 

どんなに技術が進歩しても、**「おいしいネギを届けたい」**という想いは変わりません。


そのために、私たちは一本一本を丁寧に育て、収穫し、心を込めて出荷します。


このシンプルな積み重ねこそが、食べる人の笑顔につながると信じています。

そして、その笑顔の裏側にあるのは、農家の努力と自然の恵み。


それを知っていただくことで、「ただの食材」から「特別な一品」になる――
そんな価値を届けられる農業を目指しています。


🌱 農業と食卓をもっと近くに

 

これからのネギ農家は、単に“野菜を作る人”ではなく、食べる人とつながる人でありたいと思っています。


そのために、私たちはいくつかの挑戦を始めています。

  • SNSや動画配信で生育過程を発信
    → 「今、こんなに育っています!」と畑の様子を見てもらうことで、ネギに親近感を持ってもらう。

 

  • オンラインでの産直販売
    → 採れたてのネギを、スーパーでは味わえない鮮度で直接お届け。

 

  • 地域イベントや料理教室での交流
    → ネギの魅力やレシピを共有し、もっと食卓を豊かに。

 

こうした活動を通じて、**「誰が、どんな思いで作ったのか」**を感じてもらえたら、食べる喜びももっと大きくなるはずです。


🌟 最後に

 

ネギ農家は、自然とともに、そして人とともに未来を紡ぐ仕事です。


どれだけ時代が進んでも、農業の原点は変わりません。


「おいしいね」の一言を励みに、私たちはこれからも挑戦を続けていきます。

テクノロジーの力を取り入れながら、伝統と情熱を守る――
それが、これからの農業のあるべき姿だと信じています。

私たちのネギが、あなたの食卓で笑顔に変わることを願って。
これからも、ネギとともに、未来へ。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第7回~

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【第7シリーズ】ネギ農家のやりがいと誇り

 

第7回は、私たちネギ農家が日々感じている**“やりがい”と、この仕事にかける思い**をお届けします。


🧑‍🌾 やりがいを感じる瞬間ベスト3!

 

ネギ農家の仕事は、季節や天候と密接に関わるため、決して簡単ではありません。

時には台風や大雨、猛暑で思うように育たないこともあります。

それでも、この仕事を続けるのは、心からやりがいを感じる瞬間があるからです。

第1位:「甘くておいしかった!」という声を聞いたとき


お客様からの「おいしかったよ!」の一言は、何よりのご褒美。スーパーや直売所、ネット販売を通じて届く感想は、毎日の作業を支える大きな原動力です。

第2位:収穫したネギがずらっと並んでいる光景を見たとき


苗を植え、雑草を取り、水をやり、土をかぶせる――その積み重ねが一本一本のネギに実を結びます。収穫の瞬間、青々としたネギが整然と並ぶ光景は、農家にとってまさに“達成感の結晶”です。

第3位:地元の飲食店で「うちのネギ」が使われていたとき


ある日、地元のラーメン店で「このネギ、うちのだ!」と気づいた時の誇らしさは、言葉にできません。料理の名脇役として、多くの人に喜ばれていることを実感する瞬間です。


🌱 ネギとともに生きる日々

 

ネギ農家の一日は、自然とともに流れていきます。


朝焼けの畑に立ち、青空の下で作業をし、夕暮れとともに一日が終わる――
自然のサイクルと調和しながら働く喜びは、他の仕事ではなかなか得られないものです。

もちろん、楽しいことばかりではありません。

猛暑での潅水作業、腰を曲げての草取り、突発的な天候リスク…。

それでも私たちはこの仕事を続けます。

なぜなら、土の香りと、育つ命の力強さに触れられる日々が、私たちにとって何よりの誇りだからです。


🤲 地域とつながる、未来をつなぐ

 

ネギ農家は、一人でできる仕事ではありません。

家族、地域の仲間、そして何より、お客様とのつながりがあるからこそ成り立っています。


近年では、農業体験や直売イベントを通じて、お客様と直接お話しする機会も増えました。


「ネギってこんなに手間がかかっているんですね!」と驚かれることも多いですが、そのリアルを知っていただけるのはとても嬉しい瞬間です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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酒井農場のよもやま話~第6回~

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【第6シリーズ】市場へ、スーパーへ!ネギの“出荷作業”の舞台裏


今回は、ネギ農家のラストスパートとも言える**「出荷作業」**について詳しくお話します!

収穫したネギをただ箱に詰めて出すだけ……ではありません!
実はここにも、ネギの品質を守るための**“徹底した工夫”と“時間との戦い”**があるんです。


📦 出荷作業の一日をご紹介!

 

■ ステップ① 洗浄・皮むき

収穫したネギは、すぐに洗浄機や手洗いで丁寧に泥を落とします。
この段階で鮮度の差が出てしまうため、スピードと丁寧さの両立が大切

皮むきでは、傷をつけないように手作業で古皮をむき、ピカピカのネギに仕上げます。

■ ステップ② 選別

次に、サイズや品質に応じて選別作業。

  • 長さ(規格あり)

  • 太さ(細~極太)

  • 曲がりや傷の有無

1本ずつ手に取り、**「自信を持って出せるネギだけを箱詰め」**していきます。

■ ステップ③ 箱詰め・ラベル貼り

箱に美しく並べるのも、技術のひとつ!
ネギが傷まないよう、かつ見栄えが良いように工夫しながらパッキング。
最後に、出荷日・生産者名・産地表示などを記載したラベルを貼付します。


🚛 鮮度を保つための工夫

 

ネギはとにかく「鮮度が命」!

■ 鮮度キープのポイント

  • 収穫後すぐに冷蔵庫に保管

  • 箱詰め・出荷は朝〜午前中に集中して行う

  • 輸送中は直射日光・高温を避けた保冷管理を徹底!

「朝採れのネギが、その日の夕方には店頭に並んでいる」なんてことも普通にあるんです。

そのスピード感こそが、ネギのシャキシャキ食感とみずみずしさを守る秘訣なんです!


🏪 出荷先は多種多様!

 

私たちのネギは、以下のような場所へ届けられています:

  • 地元スーパーの青果売り場

  • 農協(JA)経由での市場出荷

  • 飲食店・直売所・ふるさと納税返礼品

1日で1,000本以上を発送する日も!
出荷先に応じてサイズやパッキングを変えるなど、臨機応変な対応が求められます。


✨まとめ

 

「出荷」は、ネギ農家の“集大成”とも言える重要な工程。
育てたネギを最高の状態でお客様に届けるために、手間ひまを惜しまず、細部にまで気を配っています。

  • 鮮度を守るスピードと冷却管理

  • 品質にこだわる選別と丁寧な箱詰め

  • 出荷先ごとの細かな対応力

これらすべてが、一本の美味しいネギに詰まっているんです😊

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

酒井農場では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

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酒井農場のよもやま話~第5回~

皆さんこんにちは!

 

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っている

酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

【第5シリーズ】ネギ農家の職人技!「土寄せ」と「収穫」の裏側に迫る


今回は、ネギづくりの真髄とも言える重要な作業、**「土寄せ」と「収穫」**について、現場目線でじっくりとご紹介します!


🌱 ネギ栽培における“土寄せ”とは?

 

ネギといえば、白くて長く、まっすぐな根元が特徴ですよね?
あの「白い部分」を作り出しているのが、実はこの**“土寄せ”という手作業**なんです!

■ 土寄せの目的

ネギは光が当たらない部分が白く育つ性質を持っています。
つまり、根元を土で隠していくほど、白くて美しいネギになるというわけです。

■ 土寄せのタイミングと回数

  • 1回目:定植後2~3週間目

  • 2回目以降:ネギの成長に合わせて3~5回

この作業を怠ると、「根本が緑っぽいネギ」になってしまい、見た目も市場価値もガクッと落ちてしまいます。

「1回の作業で終わらない。根気とタイミングの見極めこそが職人技なんです」

しかも、手作業での土寄せは体力勝負!
腰をかがめて、一本一本の根元に丁寧に土をかぶせていく作業は、まさに熟練の技と忍耐の結晶ともいえます。


✂ 収穫は“タイミング”がすべて!

 

さて、土寄せを終え、ようやく迎えるのが収穫の瞬間
でも実はここにも、ネギ農家の熟練した“目利き”が欠かせません。

■ 早すぎると…

・ネギが細く、重量も少ない
・風味や甘味がのっていない

■ 遅すぎると…

・ネギが硬くなり、食感が悪くなる
・皮が厚くなって処理に手間がかかる

■ 収穫の見極めポイント

  • 地上部の葉の色が鮮やかであること

  • 葉の立ち方がしっかりしていること

  • 根元がふっくら太くなってきたタイミング

これらを総合的に判断し、「今がベストだ!」という瞬間に一気に収穫していきます。


🌙 収穫後の作業も大忙し!

 

収穫が終わっても、農家の仕事はまだまだ続きます。

  • 洗浄作業:泥を落とす。冷水で一気に洗い、鮮度を保つ

  • 皮むき:古皮を手でむいて、ツヤのある白さを出す

  • 選別:長さ・太さ・曲がり具合などで選別

  • 箱詰め・ラベル貼り:出荷先に合わせてパッキング!

夜遅くまで続くこともあるこの作業ですが、私たちはいつも、ネギを手にするお客様の笑顔を思い浮かべながら、一本一本に心を込めて準備しています😊

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

酒井農場では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

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