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酒井農場のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っている

酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

水やりと肥料管理

 

 

 

ネギの「みずみずしさ」を守る日々のケア

 

ネギ栽培で最も大切な日常作業といえば、水やりと肥料管理
これを怠ると、せっかく立派に植えた苗も、
「乾燥で葉先が枯れる」「養分不足で細くなる」など、成長不良を起こしてしまいます。

ネギは一見たくましく見えて、実はとてもデリケートな野菜なんです。


水やりの基本

 

ネギは乾燥に弱く、特に根が浅いため、表面の水分がなくなるとすぐにストレスを感じます。
ただし、水を与えすぎても根腐れの原因になるため、“適湿”を保つことが大切です。

️ ポイント

  • 植え付け直後:根が定着するまで毎日たっぷり水を与える

  • 成長期(夏場):朝夕の2回、地中深くまで水を浸透させる

  • 雨天後:排水を確認し、溜まり水を防ぐ

また、**畝の間に水を流し込む「溝灌水(みぞかんすい)」**も効果的です。
直接株元にかけるよりも、均一に水が行き渡りやすくなります


水分管理で変わる“白さと甘み”

 

ネギの白い部分(軟白部)は、水分量によって見た目も味も変化します。
水分が不足すると繊維が硬くなり、白根が短くなります。
逆に水分過多だと、風味が薄くなり、病気も発生しやすくなります。

つまり――「ほどよい水管理」が最高の味を作るのです✨


肥料管理の基本

 

ネギの生育には、「窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)」の三要素が欠かせません。

窒素(N)

→ 葉の成長を促す。青々とした葉色を作る。
ただし多すぎると、軟弱徒長(ひょろひょろ成長)や病気の原因に⚠️

リン酸(P)

→ 根の発達を助け、病害への抵抗力を高める。

カリ(K)

→ 葉を丈夫にし、寒さ・乾燥への耐性を高める。


追肥(ついひ)のタイミング

 

定植から3週間ほど経った頃に、1回目の追肥を行います。
その後、2〜3週間おきに少量ずつ施肥するのが理想です。

特に土寄せの直前に追肥をすると、根の周囲に養分が届きやすく、
葉の色ツヤがよくなります

肥料は、株元から少し離して施し、根を傷めないよう注意します。


有機肥料と化成肥料の使い分け

 

  • 有機肥料(堆肥・油かすなど) → ゆっくり効いて味が良くなる

  • 化成肥料 → すぐに効果が出て、成長を早めたい時に最適

どちらか一方に偏らず、有機+化成のバランス施肥がポイントです。

また、肥料を入れすぎると、土中の塩分濃度が上がり、根が焼けてしまうこともあります。
「やりすぎない」「こまめに観察」がプロ農家の基本です


天候と時期による調整

 

雨が続くと養分が流れ出しやすくなるため、
晴れ間を見て軽く追肥するなどの調整が必要です。

逆に猛暑の時期は、葉焼け防止のために朝か夕方に水やりを行い、
肥料濃度を薄めにして根への負担を軽減します☀️


まとめ

 

✅ ネギは乾燥に弱く、適度な水分が命
✅ 肥料は窒素・リン酸・カリのバランスが重要
✅ 追肥のタイミングと量を守る
✅ 天候や成長を見ながら“調整”することが上級者のコツ


水や肥料は、ネギにとっての“食事と呼吸”のようなもの。


手間を惜しまず、毎日観察して小さな変化を見逃さないこと――
それが、美味しいネギづくりの秘訣です

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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