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酒井農場のよもやま話~第5回~

皆さんこんにちは!

 

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っている

酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

【第5シリーズ】ネギ農家の職人技!「土寄せ」と「収穫」の裏側に迫る


今回は、ネギづくりの真髄とも言える重要な作業、**「土寄せ」と「収穫」**について、現場目線でじっくりとご紹介します!


🌱 ネギ栽培における“土寄せ”とは?

 

ネギといえば、白くて長く、まっすぐな根元が特徴ですよね?
あの「白い部分」を作り出しているのが、実はこの**“土寄せ”という手作業**なんです!

■ 土寄せの目的

ネギは光が当たらない部分が白く育つ性質を持っています。
つまり、根元を土で隠していくほど、白くて美しいネギになるというわけです。

■ 土寄せのタイミングと回数

  • 1回目:定植後2~3週間目

  • 2回目以降:ネギの成長に合わせて3~5回

この作業を怠ると、「根本が緑っぽいネギ」になってしまい、見た目も市場価値もガクッと落ちてしまいます。

「1回の作業で終わらない。根気とタイミングの見極めこそが職人技なんです」

しかも、手作業での土寄せは体力勝負!
腰をかがめて、一本一本の根元に丁寧に土をかぶせていく作業は、まさに熟練の技と忍耐の結晶ともいえます。


✂ 収穫は“タイミング”がすべて!

 

さて、土寄せを終え、ようやく迎えるのが収穫の瞬間
でも実はここにも、ネギ農家の熟練した“目利き”が欠かせません。

■ 早すぎると…

・ネギが細く、重量も少ない
・風味や甘味がのっていない

■ 遅すぎると…

・ネギが硬くなり、食感が悪くなる
・皮が厚くなって処理に手間がかかる

■ 収穫の見極めポイント

  • 地上部の葉の色が鮮やかであること

  • 葉の立ち方がしっかりしていること

  • 根元がふっくら太くなってきたタイミング

これらを総合的に判断し、「今がベストだ!」という瞬間に一気に収穫していきます。


🌙 収穫後の作業も大忙し!

 

収穫が終わっても、農家の仕事はまだまだ続きます。

  • 洗浄作業:泥を落とす。冷水で一気に洗い、鮮度を保つ

  • 皮むき:古皮を手でむいて、ツヤのある白さを出す

  • 選別:長さ・太さ・曲がり具合などで選別

  • 箱詰め・ラベル貼り:出荷先に合わせてパッキング!

夜遅くまで続くこともあるこの作業ですが、私たちはいつも、ネギを手にするお客様の笑顔を思い浮かべながら、一本一本に心を込めて準備しています😊

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っております。

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