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酒井農場のよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っている

酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

🌱 ネギの品種と特徴

 

🌍 日本全国に広がる多様なネギ

 

日本各地で栽培されているネギには、地域の気候や文化に合わせて進化した多様な品種があります。


甘み、香り、食感、見た目――どれも個性的で、料理との相性も異なります。


1️⃣ 長ネギ(白ネギ)

 

関東を中心に広く栽培される代表品種。白い部分を長く育てるため、何度も「土寄せ」を行いながら栽培されます。

  • 特徴:白い部分が太く長い、火を通すとトロリと甘い

  • 料理:鍋料理、すき焼き、焼き鳥「ねぎま」

特に冬は甘みが増し、加熱するほど美味しさが引き立ちます。


2️⃣ 青ネギ(万能ねぎ)

 

葉の緑の部分を楽しむ品種で、関西地方で親しまれてきました。

  • 特徴:香りが良く、シャキッとした食感

  • 料理:薬味、炒め物、汁物、お好み焼き

少量刻んで料理に散らすだけで、彩りも風味もアップします。まさに万能です。


3️⃣ 九条ネギ(京都の伝統野菜)

 

京都の伝統野菜として有名な青ネギの一種。

  • 特徴:柔らかく甘みが強い。葉が長く鮮やか。

  • 料理:京風うどん、鍋料理、薬味

古くから「京の冬の味覚」とされ、今も京都の食文化を象徴する存在です。


4️⃣ 下仁田ネギ(群馬県)

 

「殿様ネギ」とも呼ばれるブランド品種。

  • 特徴:太くて短い独特の姿、加熱すると濃厚でトロリと甘い

  • 料理:すき焼き、鍋料理

群馬の厳しい寒さが、独特の甘みと食感を育みます。鍋に入れると、主役級の存在感です。


5️⃣ 深谷ネギ(埼玉県)

 

埼玉県深谷市の名産で、全国的にも知名度の高い品種です。

  • 特徴:白い部分が太く柔らかい、甘みが強い

  • 料理:焼きネギ、煮物、味噌汁

「ネギといえば深谷」と言われるほど、市場で高い評価を受けています。


🍴 料理との相性と使い分け

 

ネギは品種ごとに料理との相性があります。

  • 甘み重視 → 長ネギ・下仁田ネギ(煮込み・鍋・焼き物)

  • 香り重視 → 九条ネギ・青ネギ(薬味・炒め物・うどん)

  • 万能型 → 深谷ネギ(汁物・焼き物・煮物)

料理に合わせて品種を選ぶと、いつもの食卓がワンランク上の味わいになります。


🌟 まとめ

 

日本各地に息づくネギの品種は、それぞれの地域の気候と文化が育んだ宝物。
「どの料理に、どのネギを合わせるか」――そんな工夫が料理の幅を広げ、食卓をもっと豊かにしてくれます。

一本のネギにも、歴史と個性がある。そう思うと、普段のネギ料理もぐっと楽しくなりますね😊

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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茨城県石岡市を拠点にネギの生産を行っております。

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