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酒井農場のよもやま話~第2回~

皆さんこんにちは!

 

酒井農場、更新担当の富山です。

 

 

【第2シリーズ】ネギ農家の1年ってどうなってるの?


第2回目は、私たちネギ農家の「1年間のスケジュール」についてご紹介します😊

ネギは1年中スーパーに並んでいる身近な野菜ですが、実はそれを支える農家の仕事は季節ごとに大きく変化しているんです。


🌱 ネギづくりの年間スケジュール

【春:育苗と畑の準備(3月〜4月)】

 

春先は、ハウスの中や育苗箱でネギの赤ちゃん(苗)を育てる時期です。
小さな種から丁寧に育てて、しっかりとした苗になるまで約1か月ほど。
この時期は気温が安定せず、霜や寒暖差にも気をつけながらの細やかな管理が求められます。

並行して、畑の整備作業もスタート!
トラクターで耕して、堆肥を混ぜて、微生物が元気に働けるフカフカの土をつくっていきます。


【初夏〜夏:定植と管理(5月〜7月)】

 

苗が育ったら、いよいよ畑へお引越し=定植作業
天気を見ながら手作業で植えつけ、たっぷり水をあげて、しっかり根付くよう見守ります。

でもこの時期は、暑さ&雑草&虫との戦い
特に梅雨の時期は病気も出やすく、除草作業と害虫防除に追われる毎日なんです💦


【秋:土寄せと成長促進(8月〜10月)】

 

夏の終わりからは、ネギがグンと成長!
この時期に行うのが、ネギならではの作業「土寄せ」です。

ネギの白い部分を長く育てるために、何度も根元に土を寄せていくのですが、これがまた大変…。
手間はかかるけど、美味しいネギを育てるためには欠かせない工程なんです。


【冬:収穫&出荷ラッシュ(11月〜2月)】

 

寒さが増すにつれて、ネギは甘みがどんどん増していきます。
そしていよいよ収穫の本番!ネギ農家にとっては1年の集大成の季節です。

収穫してからも、洗浄、皮むき、選別、箱詰め、そして出荷…。
特に年末年始は需要が急増するので、まさに“体力勝負”の繁忙期!
でも、自分たちのネギが食卓を支えていると思うと、疲れも吹き飛びます💪


🌤️「1年中、気を抜けない!」のがネギ農家

 

ネギは1〜2か月で収穫できる作物ではありません。
育苗から収穫まで半年〜1年近くかかるため、計画的な作付けや作業配分がとっても大切。
さらに自然との付き合いもあるため、天気や気温を読んで臨機応変な判断が必要です。

でも、毎日ネギと向き合っていると、
「今日はちょっと元気がないな」「お、ぐっと太くなった!」など、まるで家族のように愛着がわいてくるんですよ😊


次回は、「おいしいネギの見分け方&ベストな食べ方」をテーマに、買い物&食卓で役立つ情報をたっぷりお届けします!

 

次回もお楽しみに!

 

 

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